美容コラム
女性を肌トラブルで多くの方が悩まされている“毛穴”。「毎日しっかり洗っているのに全然黒ずみが取れない」「年を取るにつれ毛穴の広がりが目立ってきている」など様々な声があります。
そもそも何故毛穴が出来てしまうのでしょうか?それは、原因やパーツによって種類も変わってくるのです。この機会に改めて自分の毛穴を見つめ直していきましょう!
●毛穴のタイプ
・たるみ毛穴
・汚れ詰まり毛穴(黒ずみ毛穴)
・帯状毛穴
・ニキビ毛穴
●汚れ詰まり毛穴(黒ずみ毛穴)
―毛穴の黒ずみが目立ち、触るとザラザラとしているのが特徴的とされています。黒ずみの主な原因とされているのは「汚れのつまり」「保湿が不足することで毛穴が広がる」「分泌される皮脂の量と新陳代謝のバランスが取れていない」などが原因とされています。
毛穴が通って出ていくはずだった皮脂が排出されないと古い角質と混ざることで「角栓」と呼ばれる「ニキビ予備軍」とも言われているものができ、毛穴が開いてしまうのです。さらに表面が酸化してしまうと黒いブツブツが出来ます。これが「黒ずみ」です。
さらに黒ずみの中には、汚れではなくメラニンが原因で黒く見えるものもあります。触った時に、ザラザラした感じもせず黒い点々だけが肌表面に見える場合メラニンの可能性も高いです。
メラニンが原因の毛穴は、紫外線によって毛穴の入り口にメラニンが蓄積されたことによって生まれるものです。
●たるみ毛穴
「たるみ毛穴」という言葉はあまり馴染みがないかと思います。年々の老化や今まで浴びてきた紫外線、水分不足によって出来てしまう一つでもある「お肌のたるみ」が原因とされています。この「たるみ毛穴」というのは30代から40代になる方が非常に多いものとされています。
通常であれば丸い形としている毛穴がたるむことにより皮膚が縦長に引っ張られ開いてしまうのが「たるみ毛穴」です。
●帯状毛穴
たるみ毛穴が進行していくことで、開いた毛穴が連結してしわのような状態になっているのかが特徴とされている。広がった毛穴がいくつか出来ると、小ジワとなっていき、それがさらに進行していくと大きなシワとある可能性もあります。帯状毛穴は、一度出来てしまうと自身でのケアが非常に難しくなってしまうため、場合によっては医療機関でないと改善できないこともあります。
●ニキビ毛穴
毛穴にニキビがいくつも出来てしまっているのが特徴であり、皮脂分泌の多い10代や生理前のホルモンバランスの乱れ、新陳代謝が低下している時に起こりやすく、ニキビの原因菌が増殖してしまう大きな原因です。力を入れすぎてしまう不必要なほどの洗顔や保湿を十分にしないなどの間違ったケアが悪化させてしまうこともあります。ニキビ毛穴の場合においても医療機関でないと改善できない場合があります。